QC検定 3級4級 試験対策

今回は、QC検定について書きたいと思います。

試験日は、毎年9月と3月の計2回にわたり開催されています。
今年はコロナの影響で、3月は中止になっています。

品質管理は、いつの時代でも大切です。
資格を取ることで、その人のレベルが見える化できます。
会社としては、スキルを把握できる資格として重宝してきていますので、
しっかりと勉強して、合格を目指しましょう!

QC検定 4級対策 (3級対策は、もう少し下です)

QC検定の4級対策は、日本規格協会が4級テキストを出してくれています。
まずは、そちらを見てみましょう。
理解ができれば、そのテキストのみで大丈夫です。
合格率も、約85%と高く難易度は低いです。

ただ、そうは言っても不安だなぁって方は、日科技連から出ている
QC検定4級対応 問題・解説集をおススメします。
(監修 細谷 克也さん、著 QC検定問題集編集委員会)

なぜ、おススメかと言うと、分かりやすいのは当然ですが、
今後3級・2級・1級と受けていくのであれば、全ての級で同じ
監修 著で出ているので、話のつながりが分かりやすいからです。
同じことを言っていても、人によって言い方が変わるように
本によっても変わるような気がします。
それなら、シリーズ化している本で勉強するほうが分かりやすいです。

4級は、テキスト・問題集を解くことで合格できます。
じっくりと読んで、理解を深めておきましょう!

QC検定 3級対策

QC検定3級対策は、過去問題と上記の問題・解説集を重点に勉強しましょう。
過去問題で理解ができれば、問題集まで購入することはありませんが、
理解ができないときは、問題集を購入して理解を深めていきましょう。

過去問題は、日本規格協会が出版している過去問題で学ぶQC検定3級 をおススメします。
過去6回分の試験問題が掲載されています。
(監修 仁科 健さん、著 QC検定過去問題解説委員会)
量としても問題ないと思いますし、解説もついていますので
この1冊で合格まで導いてくれるかもしれません。

試験ですが、過去と同じ問題はほぼ出ません。
ただ、過去問題を十分理解していれば、応用で解けます。
なので、過去問題を記憶するのではなく、理解していくことが大切です。

文章の穴埋め問題などは、意味を知っていれば簡単に解けることが多いのですが、
初めて聞く言葉で、意味が不明となると解けません。
せっかくのボーナス点を捨てることになるので、初めての言葉は調べておきましょう。
覚えるコツは、普段仕事などで使用している言葉に変換できると理解しやすいです。
例えば、官能検査などは初めて聞けば分かりませんが、人の五感で行う検査と知っていれば、
『あっ、製品の合否を見た目(色)で決定している、あの検査のことか』と分かれば、
初めて聞く言葉でも、スッと頭に入っていくと思います。
初めての言葉は、自分の理解と言葉で理解していきましょう!

難関は、やはり統計の計算問題になると思います。
(平均値・平方和・分散・標準偏差・変動係数・工程能力指数…など)
ただ、しっかりと解き方をマスターすれば、意外と簡単です。
過去問題だと、解説が抜けているところだけになりがちなので、
標準偏差に至るまでの計算式や工程能力指数のかたよりに至るまでの
計算式を理解していきましょう。
最近は、ヒストグラムを作成するときに必要な公式も覚えないと
いけなくなっているので、すごく大変になってきています。
まずは標準偏差の解き方をしっかり理解して、そこから増やしていきましょう!

最後に合格基準を書いておきます。
4級:総合得点が概ね70%以上
3級:手法分野、実践分野それぞれの得点を50%以上獲得し、かつ総合得点が70%以上
となっています。

3級の合格率は50%程度ですので、勉強を頑張れば合格できると信じています。
仕事で疲れていて時間もあまりないかもしれませんが、今後会社から必要とされる
資格と思いますので、”取ろう!”と思ったときに、頑張ってください!!

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